軍艦島の世界文化遺産登録

端島、通称、軍艦島が世界文化遺産に登録されそうですね。

「明治日本の産業革命遺産」としての登録だそうです。


数年前、軍艦島に行き、上陸して来ました。

長崎港から船に乗る事、数十分。

ガイドさん曰く、船が軍艦島に接岸出来ず、周回することしか出来なかったり、船を出すことも出来ない日も多いそうです。

私は晴れ男なのか、1年のうち数えるほどしかないという好天に恵まれ、穏やかな波でした。

ただ、三半規管が弱く(自分では過敏だからと思っているけど)、メニエール病の私は、デッキで海風にあたり、船酔いしないようにしていました。

(浮き輪で波に揺られて酔った事があるくらい弱いのです)

本当に幸運だったと思います。

伊王島、高島の横を通り過ぎると、威容というか、異様というのか、何やら圧倒される雰囲気を醸し出した軍艦島が姿を現しました。

その姿は、今すぐにでも動いて行きそうな、まさに軍艦です。

感慨に耽りつつ、ドルフィン桟橋から、いざ上陸。

移動できる場所は島のごく一部でしかなく、貯水槽を見上げる広場から、炭鉱夫が仕事を終えて洗身するシャワー場の横を通り、プールの横にある最終見学広場へ。

建造物は勿論ですが、この島自体の殆どが埋め立てられ、人工的に造られた場所であるという事実に驚愕しました。


軍艦島の存在を知ったのは、TVでの特集番組でした。

それを見た時に、何故か心が惹かれました。


数ヵ月後、東京で生活していた伯父が亡くなりました。

葬儀は東京でしたが、納骨は菩提寺のある福岡です。

福岡と長崎は、同じ九州といっても結構離れていますが、この機会を逃すと、次の機会はなかなか巡って来ないかもしれません。

休みを調整し、法事の日程に合わせて行って来たのです。


心が惹かれたのは軍艦島が炭鉱だったからかもしれません。

私の父方の祖父は、父が生まれてすぐに炭鉱の落盤事故で亡くなっているのです。

だから、私はおろか父も祖父のことは写真でしか知りません。


日本のエネルギーを支えた炭鉱の島、端島、通称、軍艦島が世界文化遺産に登録されるというのは、私にとって感慨深いものがありますね。



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