岩湧山と蝶のランデブー


先日、初めて岩湧山に登ってきました。

岩湧山は大阪府河内長野市にある山で、標高は897.7mです。
新日本百名山の中に入っており、1972年に名称の指定がなされたダイヤモンドトレールの中にも含まれています。

ダイヤモンドトレールとは、大阪府・奈良県・和歌山県境の山を経由する六甲縦走、比良縦走とならぶ、関西地方を代表する縦走路です。
そのルートは、屯鶴峯 - 二上山 - 岩橋山 - 大和葛城山 - 金剛山 - 岩湧山 - 槇尾山とつながる全長約50kmに及びます。

一度は挑戦をしてみたいと思いますが、約50kmの道程はハードですよね。
でも、テレビに出ていた山岳ガイドさんが、「縦走路は山の峰々を歩くので思っているよりもハードではないですよ。」と仰っていましたので、余裕のある日程が組める時には挑戦してみたいと思います。

縦走路を走って踏破するトレイルランニングが流行しだしているらしく、中には、六甲縦走ルートを走破してしまうような猛者もいるんですから驚きです。

ただ、山道を走り抜けて行くので、狭い山道で歩いている人とすれ違う際、ぶつからないまでも危険であるというような話も出てきていますね。

駐車場に車を停めて少し登った所に四季彩館という無料の休憩所があります。
薪ストーブが設置してあり、冬にはそれで暖をとることができるようです。
私が行った時は暑いくらいの気候なので、当然、薪ストーブはオブジェと化していましたが…

近くにはテントを張れるキャンプ場があり、調理場もあるので、バーべキューなんかもできるようになっているみたいです。
調理場を通り過ぎようとしたら、何処からともなく無数の蝶が飛び出してきて、その様はまさに蝶のランデブーでしたよ。

四季彩館を出てすぐの所には、修験道の開祖、役行者が開基したお寺、岩湧寺があり、山伏たちの修験道場として栄えました。
「行者の滝」と呼ばれている滝もあり、厳寒時には滝全体が凍りつくこともあるそうです。
先日の滝は綺麗な白糸の滝で、マイナスイオンをいっぱい頂いて来ました。

岩湧山の標高は897.7mと決して高くはないのですが、山頂は360度の大パノラマで、東に金剛山、南に高野山、西に関西国際空港や淡路島、北には遠く六甲山や大阪平野が一望出来、阿倍野ハルカスのビルも見えましたよ。
また、山頂はススキの草原が広がっており、秋には一面ススキに覆われた景色になるそうで、良質なカヤを育成する為、毎年3月末には山焼きが行われているそうです。

先日は、気温は高かったんですが、風が強く、肌寒いくらいで、山頂ではウインドブレーカーを着用してお昼ご飯を食べました。
その際、岩湧山に何度も登られたことがあるという初老の男性と話をしたんですが、気が付くと1時間以上話し込んでいました。
その男性は、大阪や奈良のあちこちの山に登ったことがあるそうで、色々な山の話をして下さいましたが、なかでも大峰山系の八経ヶ岳がお勧めだと仰っていました。
機会を作って、一度は登ってみたいと思います。

山頂からの大パノラマに感動し、見知らぬ人との交流もありと、大満足の山行となりました。





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