全英オープンと全米オープンのこぼれ話(ジョーダン・スピースとジェイソン・デイ)

全英オープンと全米オープンのこぼれ話を一つ。

昨日の記事「全英オープン2015はプレーオフ決着。そして兵(つわもの)どもが夢のあと…」の中で、ジョーダン・スピースさん(米)の紳士ぶりに触れましたが、ジョーダン・スピースさんの人柄の良さが顕(あらわ)れているエピソードを、もう一つ書きたいと思います。

全英オープン最終日、ジョーダン・スピースさんとラウンドしたのは、オーストラリア出身のジェイソン・デイさん、1987年11月12日生まれの27歳です。
メジャー優勝は無いものの、2011年にはマスターズと全米オープンで2位になったことがあり、世界ランキングは現在9位ですが、最高位は4位になったこともある実力者です。

ジェイソン・デイさんは全英オープンでもジョーダン・スピースさんと並び、4位タイの好成績を残しています。

ショットを打つ前には、剣道の中段の構えのようにクラブを身体の前に持ち、打つ方向に正対して呼吸を整えます。
この所作は、ジェイソン・デイさんのルーティンなんでしょうね。
なんとも堂に入(い)っていて格好が良いです。

ルーティンというのは、スポーツ選手が集中力を高めたり、平常心を保つために行う所作、動作などをいいます。
詳しく知りたい人はコメントを下さい。後日機会を設けて記事にしますね。

ジェイソン・デイさんのショットはドライバーもアイアンも素晴らしいです。
ドライバーの飛距離も抜群です。
解説の丸山茂樹さんが仰っていましたが、強いて弱点をあげるとするならば、パッティングが唯一の弱点だということだそうです。

全英オープンの17番ホールでの3打目、グリーン外からパターを使ってのアプローチショットは見事でした。
ポットバンカーのすぐ横を通過させるラインは、ほんの少しでも左を通ればポットバンカーに吸い込まれていたでしょうね。

唯一の弱点であるパッティングでさえ素晴らしいのですから、ジェイソン・デイさん恐るべしですね。
流石(さすが)世界のトッププロです。

そのジェイソン・デイさんは全米オープンの3日目、18番ホールのグリーン手前のフェアウェイで突然倒れてしまいました。
傾斜があったので、実況の戸張捷さんも、傾斜に脚をとられたのかと仰っていましたが、めまいを起こして倒れたという事がわかりました。
ホールアウト後の診断で、良性発作性頭位めまい症であると診断されたと報道されています。

ジェイソン・デイさんが転倒した際、同じ組でラウンドしていたのはジョーダン・スピースさんで、ジョーダン・スピースさんはカメラマンや報道陣に対して、転倒しているジェイソン・デイさんの姿を映すなと叫び、ジェイソン・デイさんを庇(かば)うようにしたのです。
素晴らしいですね。

ジェイソン・デイさんも体調を整え、全英オープンでも4位タイという素晴らしいゴルフを披露してくれました。

ジョーダン・スピースさんもジェイソン・デイさんも、来月の第2週、8月13日~16日に行われる全米プロ選手権でも、素晴らしいゴルフを見せてくれると思います。

昨年の優勝者ローリー・マキロイさん(北アイルランド)が怪我のために出場できないのは残念ですね。年内は復帰できないというような報道もあり心配です。

松山英樹くんも、今年最後のメジャー奪取を目指して調整してくると思うので、しっかり応援したいと思います!


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