マサイキリンの「ナナコ」の死と高崎山自然動物園の親子ザル

悲しいニュースが流れてきました。

8月30日、札幌市にある円山動物園で、マサイキリンの「ナナコ」(メス、11歳)が死んだとの発表です。

マサイキリンの平均寿命は20~30年といわれており、北大獣医学部で解剖して死因を調べるとの事です。


「ナナコ」は円山動物園の中だけでなく、全国的な人気者で、全国のセブン&アイグループ各店をはじめ、nanacoマークのあるお店などで使える電子マネーカード、「nanaco」のモデルにも採用されているくらいです。

死因の解明はこれからの報告待ちではありますが、「ナナコ」の早すぎる死に対しては批判的な声が上がっています。

それというのも、円山動物園では7月末にマレーグマのメス「ウッチー」がオスに攻撃されて死んだほか、8月23日にはグラントシマウマのオス「飛馬」がアフリカゾーンへの移動中に死ぬという事故があったばかりだったからです。

同園は「ウッチー」の事故死について、市動物管理センターからの改善勧告を受け、改善計画を作ったばかりという時期での「ナナコ」の死です。

「ウッチー」がオスに攻撃されている映像は、衝撃的でとても可哀相でしたね。

円山動物園の皆さんは懸命に働いておられるのでしょうが、この連続死という現実をしっかりと見つめ直し、より一層の努力をされる事を望みたいですね。

「ナナコ」「ウッチー」「飛馬」の冥福を祈ります。


今度は心温まるニュースを一つ。

今年の5月、メスの子ザルの名前に英王女と同じ名「シャーロット」と名付け、騒動となった高崎山自然動物園(大分市)での話題です。

「シャーロット」の命名については、「英国に失礼だ」などの抗議があったものの、「英王室から特段の抗議がなかった」として、市は名前を「シャーロット」に決定した経緯があり話題になりましたが、その後沈静化しました。

現在は、「シャーロットはどこにいるの?」と尋ねる「シャーロット」目当てのお客さんも多いそうで、看板娘になっているそうです。


その高崎山自然動物園で、今度は別の“親子ざる”が注目を集めています。

その“親子ざる”というのは、2匹の子ザルと母ざるで、一匹は自分の子供、もう一匹は別の母ざるから生まれましたが、育児放棄された子ザルを同時に育てているのです。

ニホンザルは双子を産むことがほとんどないそうで、2匹を同時に世話する“肝っ玉母ちゃん”というのは異例中の異例の事なのだそうです。

園は「奇跡的につながった小さな命の先行きを温かく見守ってほしい」と話しているそうですよ。


2匹の子ザルを同時に世話する“肝っ玉母ちゃん”の名は「カラオケ」といい、推定9歳、人間に例えると20代後半に該当します。

5月18日にオスの子ザルを生んでおり、6月2日には2匹の子ザルに同時に授乳している姿が目撃されたり、腹と背に1匹ずつを乗せ、えさ場を往来する姿や、2匹を交互に毛づくろいしている姿も見かけられていて、分け隔てなく育てている様子がみてとれるということです。

ニホンザルは複数の子どもを産むことがほとんどないそうで、1953年の開園以来、高崎山で双子が生まれたのは僅か9例しかなく、そのうち無事に2匹が育ったのは3例しかないそうです。

本来、母ザルが出す母乳の量は限られており、子育て中は序列が上位のオスに守ってもらう必要もあるため、2匹を同時に育てるのは難しいことなのだそうですが、「カラオケ」は母乳の量が豊富で、群れのナンバー2「マクレーン」のそばにいることが多く、また、元来の面倒見の良さも手伝い、困難と思われた2匹の育児に成功しているとみられています。

園職員の木本智さんは「サルにも血のつながりだけではない愛情がある。カラオケの子育てを通して、他者とのつながりや愛情の深さを感じ取ってもらえれば」と話しておられるように、私も「カラオケ」の子育てのニュースに触れて、なんとも心が温まりました。

高崎山自然動物園には1度だけ行った事があるのですが、また行ってみたくなりましたね。

ただ、私が住んでいる大阪からは遠いので、なかなか簡単には行けませんが…。

遠い大阪から、2匹の子ザルが元気に育つことを祈りたいと思います!


円山動物園ホームページ↓
http://www.city.sapporo.jp/zoo/

高崎山自然動物園ホームページ↓
http://www.takasakiyama.jp/takasakiyama/

「nanaco」カードについてはこちらをどうぞ↓
http://www.nanaco-net.jp/about/


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