木(気)になるニュース記事を見つけました!

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以前、記事『「Plant a tree for Africa(アフリカに木を植えよう)」「全英リコー女子オープン」余録』の中で、地球上では毎年1500万ヘクタールあまり(北海道、九州、四国を合計した面積に相当)の森林が減少している書きましたが、近年は消失率(全森林面積に占める消失面積の割合)が減少してきているという事が、国連食糧農業機関(FAO)の分析により分かりました。

毎年1500万ヘクタールあまりといわれていた消失面積は、2000年代に入り減少に転じ、00~05年の消失面積は年平均726万7000ヘクタール(消失率0.18%)となり、10~15年は330万8000ヘクタール(同0.08%)に減少してきているのです。

ただ、毎年の消失面積が近年減少しているとはいえ、森林面積が毎年減っていっているという事に変わりはなく、報告書によれば、90年時点の世界の森林面積は41億2800万ヘクタールだったものが、現在は39億9900万ヘクタールへと減少しています。

減少した森林面積1億2900万ヘクタールというのは、日本の国土面積の3.4倍に相当するそうです。


地球温暖化の原因の、二酸化炭素等の排出を規制する京都議定書(正式名称は、気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書)が、1997年12月に第3回気候変動枠組条約締約国会議で採択されました(効力発生は2005年2月16日)が、二酸化炭素を吸収する森林の減少というのは、地球温暖化に大きく影響するだけに看過できない問題ですね。


森林面積の減少が深刻なのは南米やアフリカで、熱帯雨林の違法伐採などが深刻なブラジルでは、最近5年間でも年平均98万4000ヘクタールが消失しているそうです。
また、インドネシアも同68万4000ヘクタールが減少しており、大規模な森林破壊が続いていることが分かりました。


森林減少が大きい国というのは、経済発展途上といわれている国や地域が多いですね。

かつての日本もそうだったように、経済成長の著しい時期というのは、経済の発展が優先されがちというのは世界共通の現象というか課題ですね。

充分に経済発展している現代の日本でさえ、経済優先の政治が行われており、安倍晋三首相の“ アベノミクス ”が多くの国民に支持されていることからもあきらかですね。


一方、植林により森林面積を増やしている国もあり、中国では年平均154万2000ヘクタール、豪州やチリでも同30万ヘクタールのペースで増加しているそうで、世界全体での消失面積の拡大の抑制に貢献しています。

FAOは「望ましい方向には向かっているが、(二酸化炭素を吸収する)森林保全などをさらに強化しなければ、地球温暖化の被害を減らしたり、持続可能な開発を実現したりすることはできない」と指摘しています。

森林の減少がこれ以上進まないように、いや、増やしていくにはどうすれば良いのかを考えて行動していきたいと思います。




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