『日本女子オープンゴルフ選手権2015』余録


『日本女子オープンゴルフ選手権』余録

チョン・インジさん(韓)、菊地絵理香さん、イ・ミヒャンさん(韓)の3人でのプレイオフによる決着で、チョン・インジさんの優勝で幕を降ろした『日本女子オープンゴルフ選手権』でしたが、中継を観戦していた方は、最終組の柏原明日架さんか菊地絵理香さんのどちらかの優勝を予想していた方が多いんじゃないでしょうか。

柏原明日架さんも、菊地絵理香さんも、本当に良いゴルフをしていたと思います。

菊地絵理香さんは、なかなかバーディーのこない“我慢のゴルフ”を強いられたのに対して、同組の柏原明日架さんは、新人らしいというかなんというか、恐いもの知らずという感じで、“溌剌とした攻めのゴルフ”を展開していました。

昨日の記事にも書いたように、菊地絵理香さんは最終18番ホールのパーパットを“決めきれなかった”というのが悔やまれます。

今年の4月『KKT杯バンテリンレディスオープン』を制して、初優勝を果たした菊地絵理香さんですが、何度も優勝する為には、あのパットを決めきれる何か、それは技術なのか、メンタルなのか、はたまた体力なのか、それとも運なのか?何かが必要なのでしょうね。


柏原明日架さんに必要だったのは“冷静さ”だったかもしれませんね。
ただ、新人の柏原明日架さんにそれを求めるのは“酷”かもしれませんが…。

17番ショートホールでのトリプルボギーは痛すぎました。
結果論ですし、ゴルフで“たら・れば”を言っても仕方のないことは重々承知の上での話しになってしまいますが、池に入れた後、上手く対処していれば、プレイオフの輪の中に柏原明日架さんが残っていた可能性があったと思います。

今年の9月に行われた『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』で優勝したテレサ・ルーさん(台湾)は、2位の上田桃子さんと2打差で迎えた17番ショートホールで、1打目を池に落としてしまいますが、池の手前からの3打目をピン横1.5メートルに寄せてボギーで上がります。

バーディーチャンスにつけていた上田桃子さんが外してしまいパーで上がったので、1打差で18番ホールに向かうことになりましたが、テレサ・ルーさんが池に落とした瞬間、誰もが二人が並ぶか、もしかしたら上田桃子さんが逆転するのではと思ったと思います。

しかし、テレサ・ルーさんは池に落ちたのを見た後笑ったのです。
そして、気負う事無く冷静に3打目をピン横に乗せました。

もし、柏原明日架さんがテレサ・ルーさんのように、3打目をピンそばに乗せてボギーで上がり、2アンダーで17番を終えていれば、柏原明日架さんは難しい18番ホールをパーで上がっているのですから、プレイオフの輪の中に残っていたんじゃないでしょうかね。

少なくとも、ダブルボギーに収めていれば、単独の4位になり賞金額が大きく違っていたと思います。柏原明日架さんは賞金ランクを45位に上げましたが、今後の他の選手の動向によっては来年のシード権が微妙になるかもしれない順位だけに、単独の4位になっていれば、来年のシード権を確定できていたのではと思ってしまいます。

しかし、柏原明日架さんにとって、最終日最終組での優勝争いという経験は非常に大きな経験で、今後の飛躍の糧になるでしょうね。いや、糧にして飛躍して欲しいです。

柏原明日架さん、がんば!


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