今年の流行語大賞の「トリプルスリー」とは…

今年の流行語大賞の「トリプルスリー」とは…

トリプルスリーとは、プロ野球において、打者が同一シーズンに「打率3割以上・本塁打30本以上・盗塁30個以上」の成績を記録することをいい、プロ野球の長い歴史の中でも8名しか達成者がいませんでした。

トリプルスリー達成者は、65年前の1950年に岩本義行さん(当時・松竹)と別当薫さん(当時・毎日)、1953年に中西太さん(当時・西鉄)、1983年に簑田浩二さん(当時・阪急)、1989年に秋山幸二さん(西武)、1995年に野村謙二郎さん(広島)、2000年に金本知憲さん(当時・広島)、2002年に松井稼頭央選手(当時・西武、現・楽天)が達成しています。

今年はソフトバンクの柳田悠岐選手とヤクルトの山田哲人選手がそろって達成、セ・パ両リーグからの同時達成は、実に65年ぶりの快挙となり、達成者が10人となりました。


達成者の少なさを見れば、トリプルスリーを達成することが如何に難しいかが分かると思いますが、何故難しいのかを示す数字があります。

カテゴリー   人数
3割30本   108(234)
3割30盗塁  68(107)
30本30盗塁 12(15)
かっこ内は延べ人数。トリプルスリー達成者も含む

上記の数字は、トリプルスリーの3項目のうち、2項目達成者の数字です。

最も達成者が多かったのは、「3割30本」で108人。走力に関係なく打撃の良い選手なら達成可能で、最多の13回を記録した王貞治さんを筆頭に、49人が複数回も記録しています。

そこから難易度が上がるのが、「3割30盗塁」で、最多の7回を達成した福本豊さんなど、スピードとミート力を備えた選手が記録しており、こちらは複数回達成者が23人と、やや落ちています。

そして最も両立が難しいのがパワーとスピード、すなわち「30本30盗塁」で、前述の2つから大きく数字を下げ、達成者は12人のみ。複数回記録しているのは、トリプルスリー達成者に名を連ねる簑田浩二さんと秋山幸二さん(3回)の2人だけです。


今年の流行語大賞に「トリプルスリー」が選ばれたことに異論を唱える方も居られる様ですが、トリプルスリーを達成することが如何に難しいかがご理解いただければ、少しは納得していただけるかもしれませんね。










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