おたふく風邪、4年半ぶりに全国的な流行の兆し!

おたふく風邪、4年半ぶりに全国的な流行の兆し!

昨年12月に、おたふく風邪(正式には流行性耳下腺炎(りゅうこうせいじかせんえん))の感染拡大兆候がみられ、注意報が出ているという記事を書きましたが、今年に入り、4年半ぶりに全国的な流行の兆しがあることが、国立感染症研究所のまとめで分かりました。

子どもを中心に広がるため、専門家は手洗いやワクチンの接種など対策の徹底を呼びかけています。



症状や治療法、予防法や注意点を再記載しますね。


おたふく風邪の原因はパラミクソウイルス科のムンプスウイルスで、飛沫感染、ならびに接触感染により感染します。

2歳から12歳の子供への感染が一般的ですが、他の年齢でも感染することもあり、大人が感染した場合、睾丸、卵巣、中枢神経系、膵臓、前立腺、胸等、他の器官も関わることがあり、場合によっては、治った後も生殖機能に後遺症が残ることもあります。


潜伏期間は通常2~3週間。


症状

・顔面の疼痛
  発症から24時間以内に唾液腺(耳下腺)の腫脹。
  2日目が最もひどくなり3~4日でゆっくり消失する。
・発熱
  38~39℃の発熱が3~5日間。
・頭痛
・咽頭痛
・こめかみや顎の腫脹
・膵炎

感染しても症状が出ない場合もある。しかし、成人が感染すると症状が重い場合が多い。


診断

身体検査で唾液腺の腫脹を確認を行い、一般的には血清学的診断を行う。


治療

流行性耳下腺炎およびその合併症の治療は基本的に対症療法であり、発熱などに対しては鎮痛解熱剤の投与を行い、髄膜炎合併例に対しては安静に努め、脱水などがみられる症例では輸液の適応となる。


予防

効果的に予防するにはワクチンが唯一の方法であり、有効性については、接種後の罹患調査にて、接種者での罹患は1~3%程度であったとする報告がある。

接種後の抗体価を測定した報告では、多少の違いがあるが、概ね90%前後が有効なレベルの抗体を獲得するとされている。

ワクチンの副反応としては、接種後2週間前後に軽度の耳下腺腫脹と微熱がみられることが数%ある。


予後

予後は一般的によい。耳下腺の腫脹がなくなれば感染力はなくなる。稀に高度感音性難聴になることがあるが、頻度は1万分の1から数百分の1と、文献により異なる。男性が不妊症になることもある。通常、一度感染すると一生有効な免疫を獲得する。



大人が感染すると大変なのですが、小さなお子さんがおられる方は一層注意をして下さい。


詳しくは国立感染症研究所のホームページをご覧下さい。↓
http://www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/529-mumps.html










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