原子番号113番の新元素名は「ニホニウム」!


原子番号113番の新元素名は「ニホニウム」!


元素周期表に初めて日本生まれの元素が掲載されることになりました。

その名は「ニホニウム」!

元素記号は「Nh」です!


元素は、宇宙のあらゆる物質を構成する基本要素で、原子番号は原子核内の陽子の数を表します。

原子番号1の水素が最も軽く、92のウランまでは自然界に存在しています。


周期表、学生時代に覚えましたよね。

「水兵リーベ僕の船」

水  … 水素・H
兵  … ヘリウム・He
リー … リチウム・Li
ベ  … ベリリウム・Be
ボ  … ホウ素・B
ク  … 炭素・C
ノ  … 窒素・N、酸素・O
フ  … フッ素・F
ネ  … ネオン・Ne

懐かしいですねぇ。

文系の私の限界はここまでです。

しかも、ただ覚えただけで、何のことやら?という感じなのですが…



原子番号92のウランより重い元素は全て人工的に合成されたもので、118番まで発見の報告があり、命名権は合成・発見国にあります。

今回、113番の元素名は初めて日本の理化学研究所チームが命名することになりました。

93~118番までを発見国別でみると、アメリカが1番多く12個で、93番ネプツニウムから103番のローレンシウムまで独占しています。

次にドイツで6個、続いて露米共同の5個に、ロシアの2個、そして日本が1個となっています。


皆さんもよくご存知でしょうが、広島の原爆はウラン(原子番号92)が燃料で、長崎の原爆はプルトニウム(原子番号94)が燃料となっていますね。



そして、今回の命名権獲得には裏話(裏話でもないかもしれませんが)があり、113番元素発見の報告は、2004年9月の理化学研究所のチームより米露の共同チームの方が7カ月早かったそうです。

にもかかわらず、国際学会「国際純正・応用化学連合(IUPAC)」が理研の発見を認定したのは、「データの質の高さが評価された結果」ということを、審査に関わった関係者が明かしているそうです。


チームは2003年、理研の仁科加速器研究センター(埼玉県和光市)で実験を開始。

2004年7月、光速の10分の1(秒速約3万キロ)まで加速させた亜鉛の原子核(陽子30個)を重金属のビスマスの原子核(同83個)に衝突させ、核融合反応によりニホニウム(同113個)を初めて合成しました。

2012年までの360兆回の衝突実験でできたのは計3個のみで、寿命は平均0.002秒しかなく、崩壊をくり返して別の元素のドブニウム(同105個)やメンデレビウム(同101個)に次々と姿を変えていくのだそうです。

詳しい性質は分かっておらず、ロシアと米国の合同チームも2004年2月、別の方法で合成したと発表しましたが、IUPACはデータの確実さから理研チームを初合成者と認定し、命名権を与えたということで、データの「量より質」を追求した理研チームの戦略が功を奏し、日本の科学史に刻み込まれる栄誉をたぐり寄せました。


今後、化学を学ぶ学生さんは、日本生まれの元素が刻まれた周期表を学ぶわけで、大いに刺激を受ける学生さんが増えるような気がしますね。

私も学生だったら刺激を受けたかも!?










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